コラム
マッチのお話
マッチの擦り方について
マッチの擦り方については様々な考え方があります。
例えば、小学生が理科の実験で使用する場合、折れた軸が飛ぶ可能性があるので向こう側に擦りますが、仏前では仏様に火を向けるのは失礼なので手前側に擦るという考えもあります。
他人のタバコに火をつける時は、手前に擦って手を添えるのが一般的ですが、焚き火やバーベキューで使用する場合は、向こう側に擦ってそのまま投げ入れます。
このように、マッチを向こう側に擦る、手前側に擦る、どちらが正しいということはありません。
安全面に十分注意して、使用場面によって使い分けて頂ければと思います。
ここでは、マッチの擦り方の一つの例をご紹介します。
写真のように、三本指で軸木をはさんで前方斜め下に 「シュッ」 と擦り下ろします。
【ご使用上の注意】
強く擦ると軸が折れる場合がありますのでご注意下さい。
箱を開けたままの状態で擦ると中に火が入る可能性がありますので、必ず箱を閉じてお擦り下さい。
発火直後の炎をマッチ箱にかざさないで下さい。
ご使用後は消火をお確かめ下さい。
火は吹き消すか、(水の入った)燃え殻入れに捨ててお消し下さい。
(マッチを持った手を振って消すと、軸が折れて飛ぶ危険があります)