マッチができるまで
01金属板に軸木をさしこむ
自動的に軸木が整列され、穴の開いた金属板に打ち込まれます。
02パラフィンをつける
軸木がささった金属板が、順次ベルト状に送り出されながら、軸木の先端にパラフィン(ろう)を染み込ませます。
03頭薬(とうやく)をつける
つづいて、あらかじめ調合した頭薬を軸木に浸します。
引き上げると、表面張力により独特なマッチの形を形成します。
04乾燥
約1時間かけてマッチのささった金属板が移動する間に、頭薬に風をあてて固化させた後、温風にて頭薬を乾燥させます。
その後、金属板からマッチが抜かれ、トレーにそろえられていきます。
05箱貼(はこはり)
小箱製造機により、マッチの外箱、内箱を作り、それらが自動で組み合わされます。
06箱詰(はこづめ)
箱詰機により、小箱に軸木が詰められます。
軸が詰まった小箱は、お盆に並べられます。
07横薬(よこぐすり)塗布
お盆に並んだ小箱の外側に、マッチの摩擦(まさつ)により発火する横薬を塗ります。(主成分:赤リン)
08包装
包装機で、マッチ箱をフィルムで包みます。
09完成
段ボールに個別包装されたマッチを詰め込み、ガムテープで閉じたら完成です。